2026.01.18 Sunday

児童発達支援・放課後等デイサービスふぁいん

児童発達支援・放課後等デイサービス・相談支援を
行っている長野県の事業所です!
【塩尻市/松本市/長野市】

Info・お役立ち情報

2026/01/18 12:00

【療育コラム】場面緘黙のお子様への関わり

「家ではあんなに元気にお喋りするのに、どうして外では一言も話せないの?」

幼稚園や学校の先生から「園(学校)では全くお話ししません」と聞き、驚いたり、戸惑ったりしたことはありませんか?日々、お子様の成長を願う保護者様にとって、言葉が出ない我が子の姿を見るのは、とてももどかしく、時に「私の育て方のせい?」と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

今回は、そんな「場面緘黙(ばめんかんもく)」を抱えるお子様への理解と、今日からできる温かなサポートについて、児童福祉の視点からお伝えします。決して一人で悩まないでください。私たちは、あなたとお子様の歩みを支える伴走者です。

場面緘黙とは?「話さない」のではなく「話せない」状態

場面緘黙とは、決してわがままや反抗ではありません。「声を出す器官に問題はなく、話す力はある」にもかかわらず、学校などの特定の場面で「話せなくなってしまう」状態を指します。

主な原因は「強い不安」

かつては「わがままな子」と誤解されることもありましたが、現在ではその根底に強い「不安」があることが分かっています。新しい環境や、人からの注目に対して、体がすくんでしまうほど緊張しているのです。

  • 学校園での兆候:学習能力は十分にあるのに、言葉だけが発せられない。
  • 家庭での様子:特定の家族とはリラックスして、驚くほど活発に話せるケースが多い。
お子様が沈黙しているとき、どんな言葉をかけていますか?

「挨拶しなさい」「どうして黙っているの?」……そんな言葉が、実はお子様の不安をさらに大きくしてしまっているかもしれません。

やってしまいがちな「NG対応」と、心の安心を守る「OK対応」

良かれと思ってしたことが、逆効果になってしまうこともあります。まずは、お子様の「安心感」を最優先にするためのポイントを整理しましょう。

避けてほしい「NG対応」
  • 話すことを無理強いする:プレッシャーが不安を増長させ、さらに声が出にくくなります。
  • 周りの注目を集める:「ほら、お喋りしてみて」と注目を浴びせるのは、緘黙のお子様にとって最も苦手なシチュエーションです。
大切にしたい「OK対応」
  • 不安を取り除くことを基本に:まずは「話さなくてもここにいていいんだ」という安心感を与えます。
  • 大人が代弁してあげる:無理に答えを待たず、「〇〇だよね」と大人が気持ちを代弁(後押し)してあげても大丈夫です。
  • 放置せず「伴走」する:「話さなくていいよ」と突き放すのではなく、「今は話せなくても、あなたの味方だよ」というサインを送り続けましょう。

児童福祉の専門家と一緒に、一歩ずつ進みませんか?

場面緘黙の改善には、ご家庭だけでなく、学校や専門機関との連携が欠かせません。早期に適切な支援を受けることで、お子様は「自分は自分のままでいいんだ」という自信を取り戻し、少しずつ外の世界でも自分を表現できるようになっていきます。

子育ての悩みは、専門の相談員に話すことで、新しい解決の糸口が見つかることがたくさんあります。児童福祉、発達支援、子育て相談……私たちは、あらゆる角度からあなたのご家庭をサポートする準備ができています。

「対応が難しいな」と一人で抱え込まないで。基本指針をもとに、自信を持って接していけるよう、私たちがバックアップします。

一人で悩まず、まずは気軽にお話ししてみませんか?

お問い合わせはこちら

株式会社PORT 長野県塩尻市・松本市・長野市

お問い合わせ