2026.02.04 Wednesday

児童発達支援・放課後等デイサービスふぁいん

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Info・お役立ち情報

2026/02/01 12:00

言葉が出ない?言葉はどのように発達する?【療育コラム】

「まんま、きた!」「これ、なあに?」
昨日までは指差しだけだったお子様が、少しずつ言葉を紡ぎ始める瞬間。それは、親御様にとって何にも代えがたい喜びの瞬間です。一方で、「周りの子に比べて遅いかも」「うちの子、まだ意味のある言葉が出ないけれど大丈夫かな?」と、ふとした瞬間に不安が胸をよぎることもあるのではないでしょうか。

「お子様の成長を、誰かと共有できずにひとりで抱え込んでいませんか?」

言葉の発達は、目に見える成長のバロメーターです。しかし、そのペースは驚くほど千差万別。今回は、教育・福祉のプロの視点から、1歳から3歳までの「言葉の階段」をどのように登っていくのか、その仕組みと関わり方のヒントをお伝えします。

1. 「はじめての言葉」が生まれる奇跡と、語彙の爆発

1歳頃:待望の「初語」との出会い

1歳を迎える頃、赤ちゃんの発する音に「意味」が宿り始めます。これが「初語(しょご)」です。パパ、ママ、ワンワン。それは単なる音の連なりではなく、「伝えたい」という意思が形になった瞬間です。

「最近、お子様が特定の音を何度も繰り返したり、指差しで何かを訴えたりしていませんか?」

1歳後半:訪れる「語彙爆発」の時期

1歳後半になると、言葉の貯金がいっぱいになり、一気に溢れ出す「語彙爆発(ごいばくはつ)」が見られるようになります。それまで一歩ずつ登っていた階段を、ジャンプして駆け上がるような急成長の時期です。この時期、お子様の脳内では「名前」と「モノ」が急速に結びついています。

2. 二語文から広がる、豊かな世界

2歳頃:言葉がつながる「二語連鎖」

「くるま、のる」「わんわん、いた」といった、二つの言葉を並べる「二語文」が始まります。これは、単に語彙が増えただけでなく、「主語と述語」という文章の構成、つまり論理的な思考の芽生えを意味します。

言葉がつながることは、お子様の「世界の見え方」がつながることでもあります。

2歳後半:彩りを添える「動詞・形容詞」の獲得

2歳後半にかけて、言葉はさらに彩り豊かになります。「赤い」「大きい」といった状態を表す言葉や、「走る」「食べる」といった動きを表す言葉(動詞・形容詞)が加わります。これにより、お子様は自分の「感情」や「感覚」をより正確に伝えられるようになり、自己主張も強くなっていきます。

「イヤイヤ期も重なり、大変な時期かもしれません。でもそれは、言葉で自分を表現しようとする一生懸命なサインなのかもしれません。」

3. 知的好奇心の象徴「質問の出現」

3歳に近づくと、多くの親御様が経験するのが「これなあに?」「なんで?」攻撃です。これは「質問の出現」と呼ばれる重要な発達段階です。

  • 知的好奇心の高まり: 世界の仕組みを知りたいという意欲。
  • コミュニケーションの継続: 質問することで、大好きな大人と会話を続けたいという愛着行動。
  • 概念の整理: 分類や名前を正しく理解しようとするプロセスの真っ最中。

忙しい時に何度も聞かれると疲れてしまうこともありますが、これはお子様が「社会」という扉を力いっぱい叩いている証拠なのです。

4. 専門家が大切にする「アセスメント」の視点

私たちプロの相談員や支援員は、単に「言葉が出ているかどうか」だけを見ているわけではありません。 お子様が今、どの段階にいて、何を伝えようとしているのか。周囲の環境とお子様の特性がどう噛み合っているのか。それを多角的に捉えるのが「アセスメント」です。

「育てにくさを感じたり、発達の目安と比べて不安になったりした時、ひとまず相談してみてください。」

療育や子育て支援の現場は、お子様を「変える」場所ではなく、お子様が「自分らしく、楽に生きていける方法」を一緒に見つける場所です。早く気づき、適切に関わることは、将来のお子様の自信を育むことにつながります。

まとめ:未来へ続く「言葉の架け橋」

3歳までの言葉の発達は、長い人生の土台となる大切な時間です。しかし、忘れないでください。一番大切なのは、完璧な発達のスケジュールをなぞることではなく、「伝え合いたい」という親子の心の通い合いそのものです。

もし今、あなたが不安の渦中にいるのなら、どうぞその手を私たちに伸ばしてください。児童福祉のプロフェッショナルが、あなたとお子様の歩幅に合わせて伴走します。

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2026/01/25 12:00

子どもの成長に重要なワーキングメモリ―って?【療育コラム】

「さっき言ったばかりなのに、もう忘れてる…」
「指示を聞き逃してしまうことが多くて、将来が不安」

日々、お子様と向き合う中で、そんな風に感じることはありませんか?

一生懸命に子育てをしているからこそ、周りの子と比べてしまったり、自分の教え方が悪いのかなと、一人で悩みを抱え込んでしまうお父様・お母様は少なくありません。 実は、こうした「聞き取り」や「記憶」のつまずきには、『ワーキングメモリー』という脳の働きが深く関わっています。

今回は、児童福祉の現場から、お子様の「生きづらさ」を「得意」に変えるための、ワーキングメモリーの必須知識について解説します。

1. ワーキングメモリー(作業記憶)とは?

ワーキングメモリーとは、一言で言うと「情報を一時的に脳に留め置き、同時にそれを使って作業する力」のことです。 よく「脳のメモ帳」や「作業机」に例えられます。

例えば、先生が言った「教科書の15ページを開いて、3番の問題を解いてください」という指示。 お子様は、(1)15ページという数字を覚え、(2)ページをめくり、(3)3番という情報を保持したまま問題を解く、という複数のステップを同時にこなす必要があります。

この「一時的な記憶の保持」がスムーズにいかないと、途中で「何をすればいいんだっけ?」と迷子になってしまうのです。

2. ワーキングメモリーを構成する5つの要素

ワーキングメモリーは、大きく分けていくつかの要素がチームプレイをして働いています。お子様がどこで立ち止まっているのかを知るヒントになります。

① 一時記憶保持(聴覚・視覚のキープ)

「書き留めるまで覚えておく」ための力です。聞いたことや見たことを、脳内の「仮置き場」に置いておく能力を指します。

② 聞き取り能力(言語の理解)

指示を聞いてから行動に移す際に、最も重要な入り口となる力です。言葉の意味を正しくキャッチできなければ、その後の行動に繋がりません。

③ 音韻ループ(頭の中のリピート)

心の中で「15ページ、3番…」と、ことばを繰り返し唱えることで、聴覚的な記憶を保持する仕組みです。これによって、情報の忘却を防ぎます。

④ 視空間スケッチパッド(イメージの保持)

頭の中で地図を描いたり、図形をイメージしたりする「心のスケッチブック」です。視覚的な情報を映像として記憶に留めます。

⑤ エピソードバッファ(情報の統合)

視覚と聴覚の情報を、過去の経験や知識と照らし合わせてひとつにまとめ、具体的な行動へと繋げる「調整役」です。

お子様は、どのステップに苦手さを感じていそうですか?
「耳からの情報は入りにくいけれど、目で見る(視空間)と理解が早い」といった、その子なりの特徴があるかもしれません。

3. 専門家がアドバイスする「家庭でのサポート」

ワーキングメモリーの特性を理解すると、叱る回数を減らし、お子様の自信を育むことができます。以下のポイントを意識してみてください。

  • 指示は短く、一つずつ: 「着替えて、顔を洗って、ランドセルを持ってきて」ではなく、一つ終わってから次を伝えます。
  • 視覚情報を活用する: 「口頭だけ」ではなく、ホワイトボードに書く、絵カードを使うなど「目に見える形」にします。
  • 「音」の繰り返しを促す: 「何ページだった?」と聞き、本人に声に出して言ってもらうことで記憶に定着しやすくなります。

4. ひとりで悩まず、プロの力を頼ってください

児童福祉の視点で見れば、これらは「育て方」のせいではなく、脳の情報の処理の仕方の「個性」です。 その個性に合わせた支援(環境調整)を行うことで、お子様は驚くほど伸び伸びと過ごせるようになります。

保護者の方が「どうしてできないの?」と苦しくなったときこそ、私たち専門家にご相談ください。 お子様の特性を一緒に分析し、今日からできる具体的な関わり方をアドバイスいたします。

お子様も、そしてお母様・お父様も、笑顔で過ごせる毎日を。
私たちは、あなたの「伴走者」としてここにいます。
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株式会社PORT 長野県塩尻市・松本市・長野市

2026/01/24 21:12

⭐満員御礼!第1回st講座⭐現地オンライン共に、満員となりました!

以前お知らせしておりました第1回st講座が満員となりました。 たくさんのお申込みありがとうございました! 以後は、キャンセル待ちとなります。 どうぞよろしくお願いいたします!

2026/01/18 12:00

場面緘黙のお子様への関わり【療育コラム】

「家ではあんなに元気にお喋りするのに、どうして外では一言も話せないの?」

幼稚園や学校の先生から「園(学校)では全くお話ししません」と聞き、驚いたり、戸惑ったりしたことはありませんか?日々、お子様の成長を願う保護者様にとって、言葉が出ない我が子の姿を見るのは、とてももどかしく、時に「私の育て方のせい?」と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

今回は、そんな「場面緘黙(ばめんかんもく)」を抱えるお子様への理解と、今日からできる温かなサポートについて、児童福祉の視点からお伝えします。決して一人で悩まないでください。私たちは、あなたとお子様の歩みを支える伴走者です。

場面緘黙とは?「話さない」のではなく「話せない」状態

場面緘黙とは、決してわがままや反抗ではありません。「声を出す器官に問題はなく、話す力はある」にもかかわらず、学校などの特定の場面で「話せなくなってしまう」状態を指します。

主な原因は「強い不安」

かつては「わがままな子」と誤解されることもありましたが、現在ではその根底に強い「不安」があることが分かっています。新しい環境や、人からの注目に対して、体がすくんでしまうほど緊張しているのです。

  • 学校園での兆候:学習能力は十分にあるのに、言葉だけが発せられない。
  • 家庭での様子:特定の家族とはリラックスして、驚くほど活発に話せるケースが多い。
お子様が沈黙しているとき、どんな言葉をかけていますか?

「挨拶しなさい」「どうして黙っているの?」……そんな言葉が、実はお子様の不安をさらに大きくしてしまっているかもしれません。

やってしまいがちな「NG対応」と、心の安心を守る「OK対応」

良かれと思ってしたことが、逆効果になってしまうこともあります。まずは、お子様の「安心感」を最優先にするためのポイントを整理しましょう。

避けてほしい「NG対応」
  • 話すことを無理強いする:プレッシャーが不安を増長させ、さらに声が出にくくなります。
  • 周りの注目を集める:「ほら、お喋りしてみて」と注目を浴びせるのは、緘黙のお子様にとって最も苦手なシチュエーションです。
大切にしたい「OK対応」
  • 不安を取り除くことを基本に:まずは「話さなくてもここにいていいんだ」という安心感を与えます。
  • 大人が代弁してあげる:無理に答えを待たず、「〇〇だよね」と大人が気持ちを代弁(後押し)してあげても大丈夫です。
  • 放置せず「伴走」する:「話さなくていいよ」と突き放すのではなく、「今は話せなくても、あなたの味方だよ」というサインを送り続けましょう。

児童福祉の専門家と一緒に、一歩ずつ進みませんか?

場面緘黙の改善には、ご家庭だけでなく、学校や専門機関との連携が欠かせません。早期に適切な支援を受けることで、お子様は「自分は自分のままでいいんだ」という自信を取り戻し、少しずつ外の世界でも自分を表現できるようになっていきます。

子育ての悩みは、専門の相談員に話すことで、新しい解決の糸口が見つかることがたくさんあります。児童福祉、発達支援、子育て相談……私たちは、あらゆる角度からあなたのご家庭をサポートする準備ができています。

「対応が難しいな」と一人で抱え込まないで。基本指針をもとに、自信を持って接していけるよう、私たちがバックアップします。

一人で悩まず、まずは気軽にお話ししてみませんか?

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2026/01/11 12:00

子どもの未来を拓く「ケース会議」成功の秘訣|教育・福祉の現場で役立つ5ステップ【療育コラム】

お子様の笑顔をつなぐ「ケース会議」のススメ

日々、お子様と向き合う中で、こんな風に感じることはありませんか?
「色々なところに相談しているけれど、話がバラバラで進んでいる気がしない…」
「一生懸命サポートしているのに、なかなか成果が見えてこない…」

子育てや発達の支援において、保護者様が一人で抱え込んでしまう時間はとても苦しいものです。そんな時、教育や福祉の現場で行われる「ケース会議」は、お子様の未来を明るく照らすための強力な地図になります。

1. 準備が9割:会議を「なんとなく」で終わらせないために

せっかく集まったのに「結局どうすればいいの?」とモヤモヤしてしまった経験はありませんか?実は、意味のある会議にするためには事前準備が欠かせません。

「何に困っているのか」「誰が参加するのか」「何を検討したいのか」を事前に整理しておくことで、限られた時間の中で深い対話が可能になります。

会議の土台を作る「一言」の魔法

会議の冒頭では必ず、「お子様のよりよい成長のための会議です。そのために意見を出し合いましょう」という目的を共有します。これは、参加者全員が「お子様の味方」であることを再確認するための大切なプロセスです。

2. 情報を整理し、「行動」のゴールを決める

児童福祉の専門家は、まずお子様の現状を多角的に分析します。

  • お子様自身の持つ「良さ・特性」の再発見
  • 今感じている「困り感」とその背景にある理由
  • これまでに行った支援と、その具体的な結果

これらを共有した上で、「どうなったら会議の目的を達成したと言えるか」というゴールを設定します。「なんとなく頑張る」ではなく、「まずはこれに取り組もう」という具体的な「行動」を決定することが、お子様への確かな支援に繋がります。

3. 孤独な支援にしない「継続」の仕組み

会議は一度やって終わりではありません。決まった方策が実際にどうだったのか、可能な限りデータや記録として残すことが大切です。

「前回決めたこと、その後どうなりましたか?」

そんな風に振り返り、次回の予定をその場で決めることで、支援の輪は途切れることなく続いていきます。単発の相談で終わらせず、伴走し続ける姿勢こそが、保護者様の安心感を生むのです。

まとめ:一人で悩まず、一緒に歩みましょう

子育ては、時に正解が見えず迷路に入り込んでしまうこともあるでしょう。しかし、学校や地域、福祉の専門家が手を取り合い、情報を共有し合うことで、必ず新しい道が見えてきます。

私たちは、お子様の可能性を信じ、保護者様に寄り添いながら、共に歩んでいきたいと考えています。

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